理系大学出身の方は、研究職にあこがれを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし研究職は新卒で内定をもらうのはかなり倍率が高いので難しいと言われています。大手企業から内定をもらうのは、非常に難しいです。そうすると、研究の仕事をするのが困難であると考えがちですが、実は正社員でなく派遣であれば、比較的仕事は見つけやすいです。
派遣会社を利用すれば、大手企業で働くことも可能になります。派遣会社の研究職として働ける場は、大きく分けてバイオ分野と科学分野の二つがあります。バイオ分野には遺伝子工学とタンパク質工学があり、ワクチンの開発などに従事することができます。他にもバイオ分野では再生医療研究を行うこともでき、幹細胞を用いた皮膚や角膜の研究を行っています。
化学分野では有機EL素子の合成業務ができる有機合成や、医療分析を行うことができる分析化学などがあります。他にもデバイスの評価業務を行う半導体プロセスやセラミックの開発業務、自動車部品などの新規樹脂材料を開発できる高分子化学などがあり、さまざまな分野で活躍することができます。派遣会社の研究職の仕事は、メーカ別に考えることも可能です。例えば再生医療の研究や衣料品開発を行いたい場合は、製薬メーカーで働くのが最適です。
食品や飲料水の新しい開発をしたいのであれば、食品メーカーで働くのがいいでしょう。基礎研究をしたいのであれば、公的機関で働くことをおすすめします。